顔検索ツールとは?

顔検索を知っている方も多いでしょう。写真をもとに、インターネット上で人物を探せる仕組みです。

簡単に言うと: 自分の写真をアップロードすると、顔検索ツールがほかのウェブサイトにある自分の写真を探します。

AIモデルはどのように作られる?

まずはハードウェアです。大規模なAIモデルを開発する際、開発者は通常、複数の高性能なGPUを搭載したコンピューターを使います。GPUは、多くの計算を同時に処理できます。

次に、開発者がコードを書きます。モデルに何を学習させるか、どのデータを学習に使うかを定めるために、PythonやPyTorch、TensorFlowなどのAIフレームワークがよく使われます。

コードの準備ができたら、画像を集めてモデルを学習させます。モデルには非常に多くの例を見せます。最初は間違った答えを出すことがほとんどです。間違えるたびに、「重み」と呼ばれる内部の設定を少しずつ調整し、満足できる結果に近づけていきます。

ここからは、顔検索用のAIモデルが画像内の顔をどのように見つけて比較するのか、また、画像がインターネット上でどのように見つけられるのかを説明します。

顔認識はどのように機能する?

顔認識はいくつかの手順で行われます。できるだけ簡単に説明しましょう。

1. 写真の中の顔を見つける

最初に、アップロードされた画像の中から顔を探します。システムは顔の位置を検出し、背景や写真内のほかの物体と区別します。

顔認識モデルはどのように学習する?

顔認識モデルは、大量の顔画像を使って学習します。その過程でAIは、人を見分けるために役立つ顔の特徴を学びます。学習が進むと、同じ人物を撮影した異なる写真の間にある共通点も認識できるようになります。

簡単に言うと: AIに非常に多くの画像を見せることで、顔を見分けられるようにします。

2. 顔の特徴を分析する

次に、AIが顔を分析します。顔の各部分の間の距離を調べ、その結果を数値で表します。

3. 顔をベクトルに変換する

システムは「目が大きい」といった言葉で特徴を保存する代わりに、顔の特徴を数字で表します。これにより、コンピューターは1つの顔を何百万もの顔と、より簡単かつ迅速に比較できます。

4. 顔を比較する

AIは、検出した顔の特徴を、検索インデックスやデータベースに登録されている顔と比較します。ベクトルが似ている顔は、一致する可能性がある候補として扱われます。

その後、システムは類似度スコアを計算し、最も近い結果から順に表示できます。

クローラー:画像はどのように集められる?

顔検索エンジンが画像を見つけるには、まず画像のインデックスを作る必要があります。そのためにウェブクローラーを使います。

クローラーは、一般に公開されているウェブページを自動で訪問するプログラムです。検索エンジンがそうしたページで画像を見つけると、インデックスに追加します。画像内に顔が検出された場合、システムは顔のベクトルを作成し、後からユーザーがアップロードした写真と比較できます。

顔検索モデルとLLMは同じもの?

顔検索とLLMは混同されることがあります。答えはシンプルです。

顔検索モデルとLLMは同じものではありません。 ただし、どちらもAIモデルの一種です。

LLMは、ChatGPTやGoogle Geminiのように文章を生成するモデルです。

そのため、lenso.aiやeyematch.aiのような顔検索ツールはLLMではありません。独自のAIモデルを使用する画像の逆検索エンジンです。

また、lenso.aiが使用するのは非生成AIであり、LLMではありません。生成AIと非生成AIの違いについては、こちらの記事をご覧ください:生成AIと非生成AI(従来型AI)の違いとは?

Author

Kinga Jasinska

Marketing Specialist